
AI×UIリサーチ&プロトタイプ” ─ 入門編
UIデザイン初心者の多くは、UIを見る量そのものが圧倒的に足りていません。
この「経験不足」が、UIの引き出しの少なさ と 発想の狭さ につながります。
類似サービスのリサーチ(前回のクエスト)で“分野の普通” を押さえたとしても、それだけではUIが似通ってしまい、発想が広がりません。ただ構造で調べるってコンポーネントも詳しくないのに、むずかしいですよね。
ここでAIが力を発揮します。
AIは、あなたが知らない世界中のサービスの中から「その構造が得意なサービス」 を瞬時に提示してくれます。
分野を超えて「構造の優れたUI」に出会える。これが構造リサーチの価値です。
UIを大きく3つに分け、構造そのものに着目して調べる方法 です。
UIは次の3要素で成り立っています。
同じ分野のサービスだけで調べると、どうしても似た形のUIしか見つかりません。
しかし構造で見れば、まったく違う分野の優れたUIから学ぶことができます。
構造リサーチでは、「3構造それぞれの構造」ごとに、サービスやUIで必要な役割に使えそうなUIパターンをリサーチしていきます。
構造ごとに見るので、作る予定のサービス以外からインスピレーションを得ることができます。
AIには構造ごとに作るUIでやりたいことを伝えつつ、そのUIパターンが使われているサービスのリサーチを伝えることで、その構造が優れたサービス を分野横断で提案してもらいます。
3構造ごとに1つずつ決めて、進めていきます。全部やろうとせず、1つに絞るのがコツです。
AIは作業を細かく依頼すればするほど性能を引き出すことができます。
ポイントは以下の3つを伝えることです
たとえば
「〜〜サービスのXXX画面/XXX機能のUIを考えています。この画面の”ナビゲーション構造”に合うUIパターンをリサーチしたいです。このサービスや画面の役割を考えたときにナビゲーション構造の役割が似ている、参考になる、世界で広く使われている実際に利用できるサービスを教えてください。」
出してくれたサービスを実際に利用します。UIデザイナーは絵描きではありません。
体験設計者です。実際に自分で体験していきましょう。
構造リサーチではUIの“役割”への理解が深まります。
の両方が見えるようになります。
これがUI思考を鍛える一番の近道です。
構造リサーチは、UIを形ではなく 「役割」 から理解するための方法です。初心者が陥りやすい「経験不足による発想の狭さ」を解消し、分野を超えて優れたUIに出会えるようになる学習アプローチです。
構造リサーチは、迷わずUIを考えるための 「地図」 を広げてくれる学び方です。
次のクエストでは、ここで得た視点を使いながら AIと協力してUIプロトタイプを形にする実践工程 に進みます。