この記事は、UI初心者が「どの場面で」「どんな目的で」AIを使うと成長が早くなるのかをまとめた導入編です。
シリーズでは、UIデザインの学習初期から AI を“味方にする”ための方法を解説していきます。
🧭 はじめに:リサーチとアイデア出しでAIを使う
初心者が AI を活用するというと、「AIにUIを作らせるの?」と思われがちですが、そうではありません。このシリーズで紹介するのは、リサーチ と アイデア出し の場面で AI を使う方法です。
UI初心者は、触ったWebサービスの数もUIの知識もまだ少ない状態からスタートします。だからこそ、AIを“自分のサポート役”として使うことで、
- 作業効率が上がる
- UIの引き出しが増える
- UIの理解が深まる
- 判断力が鍛えられる
といった成長の加速が起こります。
初学者の段階から AI をパートナーにすることで、AIスキルと UIデザインの成長を同時に積み上げていける。まずはその考え方を共有していきます。
💡 初心者はAIを使うべきか?
結論:使うべきです。理由はシンプルで、もう AI 時代だからです。
ただし「UIをAIで作るのか?」と聞かれると、これは 半分イエスで、半分以上ノー です。
AI に任せるのではなく、自分のレベルアップを助けてもらう存在として使う のが正しい使い方です。
このシリーズでは、その“使いどころ”を具体的に扱っていきます。
🚫 UIを決めるのにAIを使うやつは誰もいない(NGパターン)
逆に、AIを使ってはいけないパターンもあります。
それは 「UIデザインを決めるためにAIを使う」 という使い方。これは実際のデザイン現場でもほとんど採用されていません。
理由は2つ:
- AI生成UIのクオリティはまだ高くない
- 初心者には生成されたUIの問題点を見抜く力がない
初心者が AI に UIを丸投げすると、
- 生成されたUIの良し悪しを判断できない
- 誤ったUIを採用してしまう
- 自分のデザイン力が育たない
という問題が起きます。1番重要なのは"UIを考える機会をAIに奪われることでレベルが上がらないこと”です。
なので逆に言うと自分のレベルを上げやすくするためにAIを使えば良いということになります。
🎯 どこでAIを使うべきか? → リサーチとアイデア出し
結論として、AIが効果を発揮するのは次の2つです:
- 参考UIを探すリサーチのパート
- UIのアイデアを出すパート
この2つは初心者がもっとも苦手で、もっとも時間がかかる部分でもあります。ここを AI に支援してもらうことで、UIデザインの上達が段違いに早くなります。
次の記事から、これらの具体的な使い方を解説していきます。
🤖 ドラえもんとしてレベルアップを助けてもらう
BONO では「UIデザインサイクル」という進め方を推奨しています。UIで考えるべきことを段階的に積み上げていくフローです。
このサイクルのすべてでAIを使う必要はありません。一部のパートだけでも、AIを取り入れることで
- UIを考えるスピードが上がり
- 思考の深さが増え
- 自分のデザイン力(デザイン筋力)が育つ
というメリットがあります。
AIは万能薬ではありません。しかし、「自分より少し下のアシスタント」 をずっと横に置いておける時代になった、とも言えます。
いわば ドラえもん的なパートナー として、UIデザインのサイクルを回しやすくしてくれる存在なのです。
シリーズで使う活用法
このシリーズでは、主に
- UIリサーチ
- UIのアイデア出し
の2つで AI をどう使うかを徹底的に解説します。
AIをアシスタントとして味方につけながら、あなたの UI デザイン力を着実に鍛えていきましょう。
