UIUX転職
祖母が使えなかったセルフレジから始まった、未経験UI/UXデザイナー転職の記録
販売職・事務職などを経たDaiさんが、祖母がセルフレジを打てなかった原体験からBONOでUI/UXデザインを学習。情報設計の壁や1次面接の連敗を乗り越え、BtoCアプリの事業会社への転職を果たすまでの記録です。

Daiさん
UI/UXデザイナー(BtoCアプリ事業会社)
今回は、販売職・事務職などの仕事を経て、BONOでUI/UXデザインをゼロから学び、未経験でBtoCアプリの事業会社への転職を果たしたDaiさんに話を聞きました。
きっかけは、祖母と出かけたショッピングで見たセルフレジ。そこからBONOでデザインを学び始め、情報設計につまずいたり、1次面接でメンタルを削られたりしながらも、未経験転職をつかむまでの記録です。
別の職種からUI/UXデザイナーを目指す人、独学で「自分にもできるのか」と立ち止まっている人に、少しでも参考になれば嬉しいです🙋
この記事の内容
- 未経験からデザインを仕事にしようと思った理由
- 作っても作っても伝わらない。UI/UXデザイン未経験がぶつかった「情報設計」の壁
- 「だいぶメンタルやられました」——未経験転職の1次面接、連敗の2〜3週間
- UI/UXデザイナーの転職活動:面接が、いつのまにか楽しくなっていた
- 独学のアウトプット:noteに投稿したら、知らない人からDMが届いた
- UI/UXデザイナーとして、自分の手でプロトタイプを作り、提案できるデザイナーになる

未経験からデザインを学ぶまで
未経験からデザインを仕事にしようと思った理由
カイクン:そもそもデザインを始めようと思ったきっかけはどんな事だったんですか?

Daiさん:事務職で働いている時に、自分の今後のキャリアを考えた時に漠然とした不安を抱えたのがきっかけで、課題感を持っていることに挑戦したいなというふうに思い始めて。
自分が今までどんなことに課題感を感じていたのか振り返ると、世の中の分かりにくいとか使いにくいを改善したいと思って。そこから初めてUI/UXの存在を知って、デザイナーとして働きたいという流れになりました。
カイクン:なるほど。それって具体的にはどういうものに対して感じてたんですか?
Daiさん:結構ずっと常に思っていることが多いんですけど、特に祖母と一緒にショッピングに出かけたときに、セルフレジを見て祖母が全然レジを打てなかった。
外出したくないみたいな感じになっているのを見て、結構課題感を感じたっていうのがありますね。
カイクン:テクノロジー関係の伝わってないとか、分かりにくさみたいなことですか?
Daiさん:そうですね。構造も見た目も、どっちも。そういったところに課題を感じました。
カイクン:そこで職業を検索したりしたんですか
Daiさん:なんかその職業みたいな話で言うと、本当に「使いにくい分かりにくい解決職業」って感じで検索しました😇
Daiさん:そうやって検索した結果、ボノに出会えて。最初無料コンテンツを見ていて、UI/UXデザインだってこういうことするんだとか、結構イメージが湧いて。
自分が働いているイメージも湧いて。これしかないというふうに思って、ひたすら勉強し始めました。
カイクン:これしかないって思ったのは、どういう背景だったんですか?
Daiさん:まず自分が感じていた課題を解決できる、そういうスキルを身につけられるんだなっていうところと、デザインに関してももともとちょっと興味がある部分もあったので。
情報が掛け合わさっているのだったら、もうこれしかないなっていうふうに思いました。
カイクン:確かにセルフレジとかもまんまUIの話だもんね。
Daiさん:そうですね!完全にあれは、これだってなります。
未経験がぶつかった壁と転職活動のリアル
作っても作っても伝わらない。UI/UXデザイン未経験がぶつかった「情報設計」の壁
デザインを学び始めてから、一番印象に残っている場面を聞いてみました。
カイクン:デザインをやり始めて、1番印象に残ってる話、辛かった話を聞いてみたいです。
Daiさん:一番辛かったというか難しいと感じたのが情報設計"の部分で。あんまり論理的に考えるっていうのが得意ではなくて。
ユーザーの課題を解決するために、どんな情報が必要になってきて、どんな優先順位で情報を表示させるのかとか、そういった構造を設計するあたりが非常に難しく感じて。
なんですけど、カイクンからフィードバックをいただくようには積極的にしていて、その内容をもとに何とかやってこれたかなって感じです。
カイクン:ちなみにWebサービスのデザイン、UI/UXのデザインをやる前に、情報設計みたいなことをやるっていうイメージはあったんですか?
Daiさん:イメージはそうですね、BONOの内容を見て。でも実際にやってみると思ったより難しいなっていう。
カイクン:難しさにつながる部分を詳しく表現するならどんな感じですか
Daiさん:まずFigmaに慣れていなかったのもあるんですが、そもそもフレームをどうやって作るのかとか、テキストの行間どうするかとか、そういう全体が難しいなという風に感じました。
そういうのも考えながら、ユーザーに必要な情報やアイデアを整理して、一連の体験の流れを考えて...画面を考えて...みたいな部分でした。
カイクン:なるほどね、頭も使うし、Figmaも思うように形にできない。そりゃ大変だ。
Daiさん:そうですね!
カイクン:一通りやったわけじゃないですか。今はどう感じますか?
Daiさん:今は大変、改善はされたかなっていう風には思うんですけど。逆に今難しく感じるのは、どういう体験をしてもらうかっていう、そういったUXの部分が難しいなって感じます。
情報設計の壁は、今も完全になくなったわけではないけど、話しぶりからは、その壁を少しずつ"面白さ"として捉え始めている余裕も感じました👴
「だいぶメンタルやられました」——未経験転職の1次面接、連敗の2〜3週間
情報設計の壁を越えた先で待っていたのが、転職活動だった。
カイクン:他に振り返ってみて、辛かったポイントってあります?
Daiさん:他は転職活動ですね。だいぶメンタルやられました。
カイクン:どんなことがありましたか?
Daiさん:転職活動を始めて2、3週間して、いざ書類は通って1次面接に、っていう場面でバンバン落とされていったので。
どう改善すればよかったのか、どこがダメだったのか、いろいろ自分で思い悩む瞬間が一番辛かったです。
カイクン:それってオンラインの1次面接が多かったんですかね?
Daiさん:そうですね、1次面接はオンラインでした。
カイクン:対面よりちょっと得られる情報が少ない気がするな。良かったのか悪かったのかも含めて。
Daiさん:そうですね。BONO(ボノ)の皆さんのインタビューの内容とかを見て、どういったところに注力して面接に臨むか予習はしてきたんですけど。
カイクン:そこで判定をくらって1度沈むわけじゃないですか。そこからはどうしたんですか?
Daiさん:前の面接で、あんまりいい反応ではないところを思い出して洗い出して、それを書き出して。次の面接にはそれが改善された状態で臨む、っていうことを繰り返してはいました。
プラス、ポートフォリオの説明の部分でも結構リアクション薄いなと思ったところは、見直しっていうのもして、準備と改善をしてましたね!
カイクン:じゃあ振り返りが基本的にはメインだったってことですね。最初に落とされたのは、割と行きたかった会社とかも多かったんですか?
Daiさん:そうですね、行きたかった会社もあります。
カイクン:それはへこみますね〜〜。目指してたところに終わったぞ、みたいになっちゃうもんね。
Daiさん:そうですね。そこで新しい企業とも出会えたので、結果的には良い方向にいったかなって思います。
カイクン:うまく改善して、そこは物にできた感覚はありましたか
Daiさん:そうですね。面接官の反応も、最初と比べたら良くなってきたなっていう感覚は、一応自分の中ではありました。
カイクン:具体的に手応え感じた部分を詳しく聞きたいです。
Daiさん:基本的にはポートフォリオの中身というか、自分の喋る内容を改善していって。最初の頃の面接って、ポートフォリオの内容をずらずらただ喋るだけみたいな感じで終わらせてしまってたんですけど。
自分の作ったサービスのどういったところをアピールしたいのかっていうのを明確にして、1つテーマを決めてやるっていうのを意識しました。
カイクン:つまりそれは全部を話すんじゃなくて、伝えたいところを重めに話すみたいな?
Daiさん:そうですね。最初は伝えたいことだけを言って、深掘りされたらその中身の内容に入っていくっていう形になりました。
カイクン:なるほどね、ストーリー立ててちゃんと伝えるようにしたみたいな感じなんですかね。そっちの方が会話がうまく発生したってことですか?
Daiさん:そうですね!深掘りされるようになりました。
UI/UXデザイナーの転職活動:面接が、いつのまにか楽しくなっていた
カイクン:ちょっと変な質問だけど、面接って楽しいんですか?
Daiさん:個人的には結構楽しかったです。
カイクン:いいこと、いいこと。何が楽しかったですか?
Daiさん:自分のポートフォリオにどんな反応をくれるのか、っていうところと、あとは自分の今までの経歴とか話すのは別に苦ではないので。
そこでうまくコミュニケーションを取れると、面接してよかったなっていう気持ちになれました。
カイクン:なるほどね。言えなかったら言えないでいいですけど、どういう話が向こうの反応的にも良かったな、盛り上がったなみたいな話ってあります?
Daiさん:盛り上がった話はそうですね、どうやって勉強しているのかっていう質問に対して、ボノっていうコミュニティを使っていますと伝えると、結構皆さん把握されているので、そこで話が盛り上がったりするっていうところと。
あとはAIとかそういった話もちょっと踏まえて話すと、結構盛り上がったりとかしました。
カイクン:AIで盛り上がるっていうのはどういう感じなんですか?
Daiさん:今勉強していて、AIを使ってどういった取り組みをしているのかっていう話に結構なることが多くて。面接官から話を振られることも結構ありました。
3月あたりではクロードコードが結構話題にはなっていたので、自分でも触れてプロトタイプまで作って、それをまたユーザーテストでいろいろな人に触ってもらいました、みたいな話をしました。
カイクン:結構使ってたもんね、noteとかも見たけど。
Daiさん:そうですね、だいぶ。
カイクン自身、ミクシィやNewsPicksで働いてきた中で受けた面接は数えるほどしかなかったという。役員面接ですら「ほぼ形式上」だったり、興味あることをひたすら話して終わるようなものだったり。そんな経験を踏まえて、こう続けた。
カイクン:俺的には、結局話が盛り上がるみたいな面接って、働けるかどうかを見るわけだから、仕事としてこの人と一緒にいたいか、だと思ってするんですよ。
デザインだったらデザイナーと話が合わなきゃダメだし、プロダクトオーナーみたいな人が出てきたら、プロダクトとしてどう考えていくのかっていう話が合わないと、こいつ仲間にいても使いなさそうだな、ってなるし。勝手にそう思ってるんですけど。
Daiさん:おっしゃる通りです。盛り上がる面接と、全然かみ合わない面接、両方ありました。
カイクン:かみ合わない面接もあったんだ。絶対あるだろうな。
独学のアウトプットとこれから
独学のアウトプット:noteに投稿したら、知らない人からDMが届いた
カイクン:これはマジでやっといてよかったな、みたいなありますか?
Daiさん:そうですね、やっぱりアウトプットはやっててよかったなっていうふうに思います。
カイクン:作るっていう話ですかね、それは?
Daiさん:そうですね。制作する上でアウトプットは非常に大事だなというふうに思いました。
カイクン:それはどういうことですか? 作る回数を増やした方がよかったのか、そもそも作るっていうのを目的にして進めた方がよかったのか。
Daiさん:まず作ってみて。でもやっぱり自分ってスキルも知識も何もない状態なので、それを回数重ねて作っていって、それをフィードバックもらうところまでがすごい重要かなっていうふうに思ってて。
自分の頭の中で終わらせちゃっても、全然いいデザインじゃなかったりっていうのがあったので。
まずはカイクンとかにフィードバックいただいたっていうのが、自分の今まで知らなかった部分を知るきっかけにもなったので、そういった時間はたくさん取る必要があるかなというふうに思いました。

カイクン:他にありますか、これはやっといてよかったみたいな?
Daiさん:アウトプットとして、自分の作ったものをnoteとかに投稿しているのも結構良かったなという風に思っていて。
投稿すること自体、ある種一般公開されるので、ちょっと緊張感というのもありますし、いろんな人から評価をいただくこともありますし。そういった経験が、その後の転職活動にもいい影響を与えたのかなというふうに思います。
カイクン:評価をもらうっていうのはどういう内容なんですか? いいねもらうみたいな話なのか、DMが飛んでくるみたいな話なのか。
Daiさん:基本的にいいねにはなるんですけど、DMだったりとか。
あとはコミュニティにも投稿することで、「これもこうするともっと良くなるかもしれない」っていうような気づきのフィードバックをいただくこともあったので、そういうのは積極的に発信した方が、いろんな気づきにつながるなというふうに思いました。
カイクン:DMも来たの、それは?
Daiさん:DM、1件来たことあります。
カイクン:DM来るんだ、すごいな。それはデザイナーの人?
Daiさん:自分と同じレベルというか、自分と同じように勉強中の方です。
カイクン:なるほどね。そこにちょっと共感してくれたみたいな感じなのかな。
独学だとやっぱりリリースっていう概念がないから、一般公開するみたいなのはやっぱりめっちゃ大事な気はするな。自分1人で作ってると単調じゃん、刺激がないっていうか。
Daiさん:そうですね。刺激を求めて、noteとかもやりました。リズムがつくっていうか。
UI/UXデザイナーとして、自分の手でプロトタイプを作り、提案できるデザイナーになる
カイクン:今後の話しますか。どういう仕事していきたいですか?
Daiさん:まずはユーザーの体験設計っていうのを、すごい深掘りをしながらやっていきたいなというふうに思っていて。今現時点では自主制作で深掘りはしたものの、実際のアプリのそういった体験設計っていうのはできなかったので。
今ある既存のアプリがどういった体験設計をしようとしているのか、自分が新しくそういうのを設計できるのか、そういった部分を極めていきたいなというふうに思っています。
カイクン:次の会社でこうしていきたいみたいなの、自分の中にありますか?
Daiさん:自分の見つけたそういった課題点っていうのを、うまくサービスに取り入れたいなっていうところですかね。
カイクン:ちなみに、自分がユーザーになれるサービスなんでしたっけ、働き始める会社?
Daiさん:そうですね。
カイクン:じゃあまずそこからっすね。会社の方針とかもちろんあるんだけど、やっぱり自分でまず欲を持てるかみたいなのが大事だと思うので。
特にこの時代、1人で何でもできちゃう時代、AIをある程度活用して。個人的には突っ走っちゃうやつの方が強いと思ってて。自分でこうじゃね、みたいなのを持って、それを作って、社内に見せるなりリリースしてみるなり、できると思うんで今の時代は。
Daiさん:そうですね。AIにバイブコーディングで自分でもプロトタイプを作って、そういうのも提案していけるような人材になりたいなと思ってます。

カイクン:そこを楽しんでやってほしいなっていうのが、個人的にはありますね。作るのがおもろいでもいいし、人が動くのがおもろいでもいいし、このサービスを良くしたいのがおもろいでも、何でもいいんだけど。
デザインってビジョンから始まるから。こうあるべき、こうありたい、それが今できていないから課題があるわけで。それを解決するにはどうしたらいいんや、みたいなのをトライしていくというか。
Daiさん:本当に、楽しんで仕事をしていきたいなと思ってます。
カイクン:そうなんですよ、マジで。ほんまに不安しかない世の中なんですけど、いかにおもろいと思ってのめり込めるかが、すごいエンジンかけられる環境なんで、今って。
〜〜〜
Daiさんは来週から、C向け、いわゆるB2Cのアプリを展開する事業会社で働き始めます。不安と楽しみが同居する新しい1歩のはじまりです
UIUXデザインの基礎を学びたいなら
UI/UXデザインを学びたい方は、
BONOのUIUX転職ロードマップから覗いてみてください。
Share this story




