
久しぶりのブログなんですけど、2年前に書いた振り返りブログを読み返してみたら、"うーわ何も変わってねえっ”と衝撃でしたので筆を走らせます🤾
2年前以下のように書いていました。
- 「ただデザインが学べるだけのサービスになってしまっている」
- 「自分の中で合理的に考えていることに従うのが良くない」
- 「コンセプトから、BONOのリデザインが必要」
これ2年たった今も全く同じ課題意識があります。一体この2年何をやっていたんだ...という感じです。
2025年の振り返りも兼ねて、この停滞と中途半端の原因について備忘録を残しておきます。
結論としてはユーザーとか数字とか一般的に良しとされる方針ではなく、"自分が充実感を得られる手段"を最優先に目的地に向かおうぜいう話です🙋
なぜこうなった
コンセプトは変えようとしていました。「BONOのスタンス」という立派なページも作りました。ただ、それは「定義」で終わってしまい、計画と行動に結びつかず、1ミリも反映されずにいました。
じゃあ、実際の何を優先して動いていたか?
意識していたのは「数字」です。
自分の評価指標としては「売上」が上がることでした。

数字を上げるため、未経験とちょっと経験があるユーザーさん向けのロードマップを改善したり、YouTubeは完全にBONOの無料版ぐらいの意識しかなく、流行りそうな企画に手を出してました。
頭では「数字のためにこれが必要だ」という考えて動いていましたが、たぶん気持ちでは「楽しくはない」「しんど〜」感じることが多かったです。つまり正直言って、全然楽しんでいない。
そのせいで、サイトの改善にしても、コンテンツにしても、悪くはないけど満足感はない状態で進めてしまっていたと思います。
結果が出るものも多少はありましたが、自分自身がそこに意義を感じていないのだから、熱量が乗るはずがない...!。
モチベーションの低い「あるべき論」で作られたアウトプットは質が低く、誰の心も動かしません。「一旦これくらいで出して、次はあっちを...」という妥協の連続で自己満足度は下がり続け、結局、あまり積み上がらなかったと思っています。
いろいろ手を出してはみるものの、どれも中途半端。
ずっと自信がない理由
BONOをはじめて3年目ぐらいから、あまり自分のやっていることに自信を持てずにいます。
理由は今は明確で「自己アイデンティティの投影」になってないからです。
"べき論"を優先した結果、少なくとも自分が納得して提供できているサービス状態ではないことです。
BONOの認識としては「UIデザインが学べるサービス」というのが知っている人のざっくりとした認識だと思うんですが、僕自身別にそういうコトをやりたいとは実は微塵も思ってません。
僕自身はデザインを使って”自分が満足する”ものを創作したいだけです。
なので2025年の後半から数字を落とすつもりで、お金につながる施策をやめて、満足の行くソフトウェア体験実装の仕組みをつくることに舵を切りました。
それもあってしれっと住居を東京から福岡に移しました🏠️

では充実感とはなにか?2つ話を続けます。
AIの登場とつくる楽しさと可能性
もともとUIデザインをする仕事から始めていたので、"つくる”のがやっぱり好きだなし楽だなとコンテンツを作り始めてから思います。充実感があります。
2025年はAIとバイブコーディングの定着で、AI怖いとかより圧倒的につくる楽しさと1人で生み出せる可能性にワクワクした年でした。
というのも、バイブコーディングが実用的になったことによって、エンジニアリングの専門知識がなくても、動くサービスそのものをつくることが本当に可能になったからです。
重要だったのは「デザインというアイデア→定義だけでなく、価値ある体験そのものの"リリース"まで1人で持っていける」という実感でした。
コードで調整する、動きをプロトタイプから考えて決める。ノーコードではできなかった機能的なアイデアを試してリリースできる。
この当たり前のソフトウェアづくりのプロセスが、AIのおかげで個人の手に戻ってきた感覚。これがめちゃくちゃ楽しくて、BONOでは無理だと思っていた領域に手を出すことが現実になりました。
そのため2025年の大半はAIを使ってBONOの裏側の仕組みを自分で作ることに費やしました。
最初はLovableを使って、簡単な「お題サイト」を作るところからスタートしました。コードに疎くても、動くものが目の前でできる。その感動が入り口でした。
https://bono-training.vercel.app/training

今はClaude Codeでエディタベースで実装とプロトタイプ作成をしています。
ヘタレで時間はかかりましたが、BONOの基本的な機能である「アカウントとサブスクリプション」、「コンテンツの出し分け」、「コンテンツ管理の仕組み」が最低動くものが完成しました。

1人では無理だと感じていたノーコード制約からの脱出が現実になったのはAIのおかげです。
長い学習と実験でしたが、Web上での"クラフト感覚"をも取り戻すことができる充実感がありました。
「体験を自由に自分で作り、それを世の中に試す」ワクワクがアンロックされた感覚です。
デザインサイクルワークショップの実験
もう一つ、別の種類の充実感もありました。
それは「計画」ではなく「自分の直感的なモヤモヤ」に従ってみた結果、大きな手応えを得られた体験です。
年末、衝動的にAIとデザインの進め方についてのワークショップを開催してみました。

ずっと個人的に「ここ、課題だよなぁ...」とモヤモヤしていたコンテンツテーマで、本来の計画(ロードマップの整備)からすれば順番的には後回しにしていたものです。
感覚的に「めっちゃ重要度高い」テーマなので、コンテンツをつくる前に試験的に数十人、その場で教えてやってもらう形で実験。
結果、これがめちゃくちゃ良かった。
受講してくれたメンバーのデザインの進め方が劇的に変わった、というより、個人的に”工やったほうが良いよね”という形になったスッキリ感がありました。
論理的に考えた優先度が正しいとは限らないとはいえ、自分が現場で感じている「気持ち悪さ」や「モヤモヤ」を順番に解消することの方が、自分は楽しいし、相手にとっても無駄ではない。
なんか大きな道を作ろうとせずに一旦こういう進め方のほうが気持ちよく、相手に伝わるコンテンツが作れるんじゃないかなという気づきでした。
充実感を得ることを目的地にする
「充実感」と連呼していますが、別に数字も目標も捨てたいわけではありません。
これは年末に読んだ『Dark Horse 「好きなこと」だけで生きる人が成功する時代』という本の受け売りです。
その中に「目的地に到達することを目的にしてはいけない」という話があります。
どういうことかというと、”自分の充実感を満たしながら、方向転換アリで、少しずつ山を登っていく"進め方です。
もちろん目的地を目指すのは構いません。
ただ、そこへ至る最適なルートが人それぞれ違います。人によって楽しく感じる道(手段)と、感じない道がある。
まずは「自分の充実度が上がること」を最優先にし、その結果を積み上げながらとして目的地にたどり着くように方向を細かく改善して目指すべきだ、という考え方です。
HUNTER×HUNTERのジンの「道中を楽しめ」とたぶん同じ。
ちなみに、この本は「一般的に正しい」とされるルートが全員に当てはまるわけじゃない。ということを科学的に説明しながら、個人個人にあった生き方を勧める本になってます。
売上とか数字とかべき論を目的にすることは、僕をモチベートすることはなかなか難しい。
なら”気持ち〜〜〜”と思うことを優先して、あんまり中長期を見ずにやってみようかという結論に至りました。
この結果はまた来年書きたい
小さく・少ない目標でチャレンジしてみる
最初に立ち返りましょう。
コンセプトや向かうべき方針が僕は間違っていたのでそれを正すことから始めようとおもいます。「BONOの存在意義」です。「未経験からUIデザイナーになれるサービス」では絶対にありません。
ただあまり大きく考えない。むしろ小さく個人的に考えていきたいと思ってます。
デカく考えても達成できないし抽象度も上がる気がするので。
こういうブログみたいなものを改めてやって、自分の記録を残していくっていうのは、事業を運営する上でも自分の精神的にも良いので今年はつづけたい。
2026年もやっていきます。
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