
今日はAIに対してBONOはどうするのか?という考えを話してみたいと思います。
結論は「良いサービスとかプロダクトをつくるところまでデザインできるようにやっていこうぜ〜い」というスタンスです。
AIはすごい、そして楽しい。ただ変化量がでかい
AIはキャリアに関わるビジネスをしている身からすると提案の仕方がムズイ。
けどそれが見えてきたので、今日はそんな内容を文章にしてみたいと思います。
GPT-3から始まったAIの変化も、最近ではClaude Codeの登場で、ソフトウェアのデザインからホワイトワーカーの世界まで、大きく変化する真っ只中です。「UIを作る」というフローの変化や、”デザイナー職”の扱いに不安を感じる人も多いと思います。
ジュニアデザイナー、デザイン未経験者を扱うBONOとしても最初は「あ、これ、やべーな。この変化をどう導入すればいいんだ?」と思いました。
でも、いろいろ実験して考えた結果、「あ、登るべき『山』をはっきりさせればいいのか」という結論に至ります。
それは"ただUIをデザインする”という山ではなく、"ユーザー価値や良いプロダクト"をデザインするという山です。
UIを自分の手で作ることが無駄になるわけでもないし、思考だけすればいいわけでもないです。
その両方を担っていくことを前提に、ユーザー価値をデザインする「デザインのフロー」を叩き込む、AIと協業することでハードルは下がっているので大いに活用する、という方針です⚡️
ゴールダイレクテッドデザインのコンテンツを2年前から出しているBONOとしてはむしろやりたかった方向性だと感じています。
今日は、その「新しい山」と「登り方」について、BONOはどういう役目を果たすのか?を話していきます。
「AI時代、デザイナーはどうなるの?」とモヤモヤしてる人は、ちょっとだけ聞いていってください。
👴生存戦略?そもそも”つくるだけ”しか考えてない作業者は僕が新卒の時から「ヤバいっ」て言われてたのでそういう話はしないです。
「つくるだけ山」から「ユーザー価値の山」へ
まず事実として、これまでは「UIを作ること」自体がデザイナーとして仕事を始める大きな山でした。
Figmaの操作を覚え、レイアウトのルールを学び、時間をかけて実装する。それ自体に価値がありました。これ自体は基礎として必要です。ただClaude CodeのようなAIと協業することで、その山の登り方は変わります。
これは「デザイナーの仕事がなくなった」わけではなく、「デザイナーが本来登りたかった山に挑戦しやすくなっている」変化です。
本来の山とは、ユーザーにとって価値あるプロダクトを作ることです。
UIづくりのコストと学習コストをAIで落としていくことで習得・チャレンジをやりやすくできるということです。
これまでは「素材作り(UI作成)」に時間の多くを持っていかれていましたが、これからはその時間を「ユーザーの課題解決」や「体験の設計」に使える。
つまり、誰でも「インターネット・デザイン(=自分でサービスを作り、世に出すこと)」に挑戦できる、最高に面白い時代が来たと思っています。
これは未経験やジュニアデザイナーも率先的に取り入れる変化です。
AIと協業する:つくることは考えること
じゃあ、AI時代に僕たちはどう振る舞えばいいのか。
2025年年末にAIでのUIプロトタイピング方法とコツを教えて、確信したことがあります。
「ユーザー体験設計の経験がない、AIを使っても結局良いデザインにはならない」
つまり、やっぱり「基礎力」が大切だったということです。(当たり前と言えばそうです)
AIは「作る」ことは得意ですが、「何をなぜ作るのか(思考)」や「それが本当に良いのか(判断)」まではやってくれません。
初心者にAIを渡すと、一見それっぽいものは出来ますが、体験として破綻していたり、課題解決になっていなかったりすることが多いです。
ここで重要になるのが、**「思考力」と「デザインの進め方」**です。
目的を実現する形を思考する進め方
- リサーチ : UIや要件、ドメイン把握など必要な材料を集めて現状把握
- 思考: ユーザーやビジネスなど、目的を理解し、仮説を立てる
- 具体化: AIと協業して、素早くプロトタイプを作る
- 判断: 作ったものを見て、体験が良いか判断し、修正する
手を動かさなくていいわけではなく、「思考」と「具体」を行き来するために、AIという強力な手を使って何度も試行錯誤すること。
これを**「デザインサイクル」として回すことで、デザインの基礎力や判断力につながる”考える力”**をBONOでは養っていく場所にしていきたい。
BONOが目指す「デザインの在り方」
また、「課題解決」を前提にユーザー課題に対する、体験をデザインする「ソフトウェアをデザインする基礎の土台」も変わらず必要になります。
BONOとしてはUIデザイナーとかではなく、"「ユーザー価値」をデザインする人を応援する存在"として進めていきたい。
プロダクトデザインで必要なフロー
- リサーチと目標設定: ユーザーの行動を観察し、目指すべき「ゴール」を定める
- モデリング: ユーザーを「ペルソナ」として具体化し、思考の土台を作る
- 要件の抽出: ユーザーのゴールを叶えるための「必須条件」をリストアップする
- インタラクション・フレームワーク: 骨組みを作り、情報の優先順位を決める
- ビジュアル・リファインメント: AIを使い、表層のデザインをプロの精度へ引き上げる
- プロダクトの判断: 構築したものが「ユーザー価値」に直結しているか検証する
※BONOはAbout Faceのゴールダイレクテッドデザインのフローをベースにしたいと考えています
※この辺りはGoodpatchさんの5段階UXの話を参照する方がイメージが湧きやすいかもしれません
ビジネスの最低限の理解、UI以外のデザインなどの領域もありますが、まずはユーザー理解を武器にソフトウェアの体験設計を提案できることをゴールに、各々レベルに合わせた「スキル習得の旅」を提案することをBONOの存在意義にしていきます。
- ジュニアやビギナーは 4-5から始めて、AIとUIづくりを始める
- その次は 3-6の拡張を目指して、目的に対して体験を提案できる状態に
- そして1,2を踏まえて、ユーザー価値のあるプロダクトづくりを実践する土台へ
これを、AIと協業するやり方を習得して身につけていくのがいいのかなと考えています。
シンプルに「自分でサービス作ってみました!」って無邪気にシェアする人がBONOから増えると嬉しいですね🚀
BONOの存在意義
AIによって「作る」ハードルが下がった今、デザインの役割は、ユーザーの声を「クラフト(形)」へと翻訳し、プロダクトを正しい方向へ導き、まずは隣人を助けることが必要だと考えています。
これからのBONOは、AIの使い方が習得できる場所だけでなく、ユーザーの声を「クラフト(形)」へと翻訳し、プロダクトを正しい方向へ導ける力を身につける場所をゴールに進めていきます。
そのために以下のようなことを習得できるコースを2026年は出していきたいですね💭
- AIを活用したUI体験の制作: AIと協業して、目的に対するアイデア検証を回すためのUI制作と情報設計の実践力を習得
- 「良し悪し」を判断する思考力: デザインサイクルを回し、ユーザー価値を最大化する「判断力」の育成ます。
- 「ユーザー課題」を発見する基礎の型: UXコースをベースに、ユーザー課題がその後の表現も決めるという型を実践することで、操作性ではないユーザー価値の基礎を学びます。
と言ってもソロ運営なので🐢
長くなりましたが、僕がお伝えしたかったのは「AIすごい!じゃなくて、それを使ってユーザー価値につながる成果を楽しんで出せるようにしてかないと意味ないよね」ってことです。
と言ってもソロ運営なので亀🐢の速度ですが、デザインを使って良いものを世の中に作りたい人たちの力になれるよう時代に合う形にしていきます。
それでは〜
P.S. マーズエクスプレス観たい。夏はメタルギア4やるぞ〜
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